筑波大学の野中勝利先生と都市デザイン研究室の学生たちが八日町に来てくれました。
実は、2011年の震災後にも野中先生の研究室には八日町のまちづくりのサポートをして頂いていました。
八日町商店街の街灯についているフラッグのデザインや、浸水高さを示すホヤぼーやのシール、現在バス停前に置かれているベンチ、などの制作に関わって頂いたのが野中先生の筑波大学都市デザイン研究室だったのです。
こういった比較的小さめのツールのデザインは一見「都市デザイン」とは違うイメージを持たれるかもしれません。ただ、制作する過程で町の人とのコミュニケーションが生まれたり、何より街なかに設置されるプロダクトへの愛着が生まれることが、結果的にまちづくりに繋がっているのだなと思います。
私が八日町に初めて来て町の人とお話しした時も「ベンチやフラッグは筑波の学生がデザインしてくれたんだよ」と嬉しそうに話してくれたことを覚えています。
街灯につけるフラッグもこのようにたくさんのスタディを経てデザインが決まったそうです。ちなみに街灯には足元に2匹のお魚がいて、合計8匹のお魚が住んでいるそうですよ!野中先生がこっそり教えてくれました。
今年になってフラッグの劣化が目立ってきたので、野中先生たちに新しいデザインをお願いしました。今までの八日町の道の形のデザインと色使いを踏襲して、このホームページのURLもデザインに取り込んでいただきました!
ちなみに僕は迷走して色んなデザイン考えましたが、デザインって難しいですね。。
老舗探訪スタンプラリーに向けて
野中先生たちが今回八日町に来てくれたのは、島田さんの復興まちづくりの会で企画している「老舗探訪スタンプラリー」のマップ制作の取材のためです。「都市デザイン研究室」の腕章をつけて(かっこいい)商店街のお店の人のお話を聞きながら町を巡ってもらいました。
たこ吉さんでたこ焼きをつつきながらおっちゃんの話を聞いてます。
そんな八日町滞在の二日間から2週間ほどで野中先生たちからメールが。
!!
素敵なマップが出来上がりました!
「老舗探訪スタンプラリー」については別記事で案内しますので詳細ちょっと待っててくださいね!
(文・吉川晃司)